単身赴任が決まり、生活費どれくらいなのかと考えた時漠然と５万円くらいなら大丈夫かなと思いますよね。
そこで今回は、単身赴任中ほんとうに５万円で生活ができるのか、またできるだけ生活費を抑えるコツについてもお教えします。
私が単身赴任をしていた頃の生活費や失敗談を交えて書いていますので是非見ていってください。
単身赴任中の生活は意外とかかる
まず、最初に結論をお伝えしますと、月５万円で生活することは会社から援助があれば実現可能です。
まず、単身赴任中に必要になる生活費にどういったものがあるのか改めておさえておきましょう。単身赴任中では主に以下の支出があります。
・食費
・光熱費
・家賃
・交通費
・帰宅費
・通信費
これに加えて突発的な支出として医療費や会社の人との交際費が追加されます。
また、単身赴任中の一人の時間を利用してジムに通ったり、英会話などの自己啓発をする場合は自己啓発費もかかります。
総務省によると、単身世帯の１か月に必要な生活費は平均16.7万円必要というデータも出ています。
この差を埋めるために絶対に不可欠になってくるのが会社からの補助や手当です。
これがないと10万以上生活費が必要になってくると考えておいたほうがいいでしょう。
まだ、社員規則を見られていない方はすぐ確認しましょう。
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参考
「家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要」
単身赴任中のリアルな生活費を公開
統計的なデータは調べるとすぐに見つけることが出来ると思いますが、単身赴任者のリアルな生活費はなかなか知ることは出来なないと思います。
そこで私が単身赴任中にどのくらい生活費が必要だったのか公開します。
| 【支出】 | 【手当て】 | ||
| 家賃 | 8.0万 | 単身赴任手当 | 3.5万 |
| 食費 | 3.0万 | 家賃補助 | 6.7万 |
| 光熱費 | 1.5万 | 通勤手当 | 0.5万 |
| 交通費 | 0.5万 | 帰宅手当 | 0.5万 |
| 帰宅費（ガソリン代含む） | 1.5万 | ||
| 通信費 | 1.0万 | ||
| 【支出合計】 | 15.5万 | 【手当て合計】 | 11.2万 |
| 【１か月生活費】 | 4.3万 |
どうでしょうか。私の場合、月によって増減はありますが大体15.5万円ほど必要で、会社からの単身赴任手当、帰宅手当を頂けましたので、最終的に4.3万円に落ち着きました。
また、家賃補助が適応され家賃を抑えることができたのが一番効果が大きかったです。
失敗談から学ぶ生活費を抑えるコツ
先ほどご紹介した私の単身赴任中での生活費では大体月5万円以内に抑えることが出来ていましたが、もっと生活費を減らすことができたなぁと思える失敗や後悔があります。
そこで、私が経験した失敗談をもとに生活費をさらに抑えるためのコツを今からお教えします。
生活費が増えた失敗一覧
・単身赴任中の家を適当に決めた
・外食が多かった
・ネット契約はいらなかった
・帰宅費の申請忘れ
ひとつずつ確認していきましょう。
・単身赴任中の家を適当に決めた
私の場合、単身赴任開始が１月からだったため空き物件が少なく選択肢があまりありませんでした。
また、内覧に行く日もあまり確保しなかったので１日で３件ほど周りその中から選んでしまいました。
家族が時々遊びに来ることも想定していたためあまり狭い部屋を選ぶことが出来なかったのですが、物件検索の範囲を広げたり条件を変えて粘り強く探せばもう少し安くていい物件が見つかったかもしれません。
家賃は生活費の中で一番負担が大きく、一度契約してしまうと他の物件へ引っ越しをするのはかなり難しいと思いますので物件選びにはできるだけ時間をかけましょう。
外食が多かった
私は自炊が大の苦手で、どうしても仕事帰りにスーパーの割引総菜や帰り道にあったファーストフード店によって夕食をすますことが多かったです。
そのせいで、食費もかかるし体重も増えるしで銭面、健康面でいい影響はありませんでした。
仕事終わってからの自炊はしんどいかもしれないですが、2～3日分まとめて作り置きしたり、SNSなどで紹介されている簡単レシピを作ってみたりすると負担を減らせます。
また、栄養バランスが考えられた冷凍弁当もあるのでおすすめです。外食よりはるかに安く済ますことが出来ます。
ネット契約はいらなかった
物件選びの失敗と関連するのですが、PCやスマホを使う際にWiFiを使用するためにインターネット回線を利用していました。
毎日、SNSや家族とビデオ通話をしたりしていたのでそれなりにデータ容量を使用していたと思いますがわざわざインターネット回線を引き込まずスマホのプラン変更のみで済ますことができたと思っています。
どうしてもインターネット回線が必要だという方はインターネット回線無料の物件もあります。
また、スマホとネットをセットにすることで料金が割引されるお得な契約もあるので検討してみる価値はあります。
帰宅費の申請忘れ
単身赴任手当てなどは給与と同時に頂けますが、帰宅手当については多くの会社では自分で申請しないともらえません。
特に遠距離の方は申請する金額も大きくなると思いますので後回しにしないようにしましょう。
まとめ
この記事では、単身赴任中にかかる生活費の実情と生活費を抑えるコツを具体的に解説してきました。
ポイント
本気時の内容をまとめると、下記の通り
・単身者の１か月の生活費の平均は16.7万円
・会社からの手当がないと生活が苦しい
・家賃、食費、通信料で大幅な節約が見込める
・帰宅費の申請は忘れずに
単身赴任中の生活費をできるだけ抑えることで、貯蓄や投資、これから必要になってくる子供の教育資金へ充てることができます。
これから単身赴任を始められる方はこの記事の内容を参考にもう一度生活費の見直しをしてみましょう。