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単身赴任経験者が伝える、単身赴任のメリット、デメリット

単身赴任は仕事の機会を広げる一方で、家族との距離が離れ孤独を感じることも。
本記事では、私が単身赴任生活で感じた単身赴任のメリットやデメリットとその解決方法について解説しています。
単身赴任に悩んでいる方は是非見てください。

メリット

赴任先の文化に触れることができる


赴任先が今まで行ったことのない土地になる人がほとんどだと思います。
休日は新しい街を散策してみてはいかがでしょうか。
中心都市でしたら多くの商業施設が集まっているので、いろいろなお店の開拓ができたりします。

さらに、GWや夏休みなどの長期連休の際、家族が遊びにくれば周辺の観光スポットを案内して家族サービスもできます。
また、自分が借りている部屋に家族が泊まると宿泊代の節約になりますし、子供や奥さんはちょっとした旅行気分が味わえて一石二鳥です。

自分の時間が増える


単身赴任中は家族と離れて過ごすため、自分の時間を以前より多く確保することができます。
その時間を新しい趣味や仕事に役立つスキルの習得に有効活用できます。
私は、映画を観ることが好きなのでサブスクサービスで見たり、英会話を習ったりしました。
また、仕事で疲れてヘトヘトな時はサウナや整体などでリラックスすることもおすすめです。

デメリット

家族と一緒に過ごす時間が少なくなる


私は週末に家族の元に帰っていましたが、それでも1か月の内8~10日ほどしか一緒に過ごせていませんでした。
学校や家族のイベントに参加できないので子供の成長を間近に見ることができません。
また、仕事に疲れて家に帰っても誰も出迎えてくれず、とても寂しく感じました。そんな時は家族とビデオ通話で誕生日のお祝いや近況報告などしてみましょう。

自炊をしなければならない


料理が趣味の人や社員食堂などで昼夜と社食が食べられれば最高ですが、多くの方は自炊をしなければならないと思います。
私は料理が全く得意ではなく焼く、炒めるくらいできないレベルです。

始めの内は出来なりに頑張って料理を作っていましたが、どうしても味が濃く、栄養バランスを考えていないものばかり。
仕事がおわってヘトヘトになった時はコンビニ、スーパーの割引弁当や外食で済ますようになってしまい、次第にそれが当たり前になってしまいました。
そうなってくると体重が増え始め健康診断にも引っかかってしまう始末。

もし、同じように自炊できない方は栄養を補うためにサラダや野菜ジュース、サプリメントがおすすめです。
また自分は栄養バランスが考えられている冷凍弁当宅配サービスを利用していました。
家に帰ってレンジで温めるだけなのですごく楽でしたよ。

奥さんへの負担


特に小学生以下の小さいお子さんがいる家庭は奥さんにかかる負担は相当なものです。
育児や学校行事への参加、子供が体調を崩した時は病院に連れて行ったり、自治会の行事、習い事の送り迎えなど。
さらに、生理や病気で辛い時も休まずにしてくれて本当に感謝しかありません。

そんな時でも歯がゆいですが、私たちはどうすることもできないので家族のもとに帰ったときは少しでもいいので家事のお手伝いや、子供と公園に遊びに行ったりして奥さんがゆっくりする時間を作ってあげましょう。
気分転換に一緒に買い物に出かけるのもありです。

家計の負担


単身赴任は想像以上にお金がかかります。
私は家賃と生活費を含めると大体10万円ほどかかっていました。

幸い家賃補助と単身赴任手当てをいただくことができたので実質は4~5万円ほどでしたが、それでもかなり家計へ大ダメージです。

単身赴任を検討している人は想定の1.5倍で計算しておくことを勧めます。

まとめ

単身赴任は家族と一緒に暮らしていた生活スタイルから大きく変化するため、本人だけでなく家庭にとっても多くのデメリットがあることがわかります。
しかし本記事でお伝えしたように一部のデメリットは工夫次第で解決できることもあります。
デメリットを最小限に抑えて家族と自分との二重生活とのバランスを取っていきましょう。

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